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刀鍛冶の日々

温泉効果

 昨日の温泉効果で体調も良く、あれ程出た膨れも火床を一部塗り替えたので、風廻りも良く沸きも良い。下鍛えの終った三個の鋼の組み合わせを考え上鍛えへ。午後は心鉄を鍛え、皮鉄と合わす造り込みを終え、荒素延べ迄進む。
 毎週1日は休み、温泉も月2回位行って体調を整えた方が良さそうである。気分だけは若いが、体がついて来ない年になった事を感ずる。

一服

 10日間程休んでいなく、体中が痛むので鍛錬は休んで、今日は温泉へ。家庭風呂と違って薬用効果も有り、疲れた体を露天風呂で休める。
 帰り道、出刃包丁の柄を求める。往復の時間は長いが、鍛錬のきつさと比べれば高速道路の運転は楽であり、ドライブ旅行と思っている。
 明日から鍛錬へ。

脱炭

 午前中は昨日の続きで鍛錬続行。
 午後は高炭素で銑に近い玉鋼に、異なる配合の玉鋼を合わすが、鍛着が上手く出来なくて、膨れが多く出るのを削り落として何度も沸かし、表面の脱炭を繰り返して炭素量を下げ、3回目の折り返しでやっと鍛着出来る。
 脱炭は折り返した鍛着面からするが、高温で沸かすと表面からも脱炭するが鋼が減る。
 余り疲れたので鍛錬は止めて、古鉄の降し金をして脇差の注文に備える。もう限界である。

北國玉鋼

 梃棒の重さ1.5キロ、玉鋼2.5キロ、合計4キロを火床で沸かし、左手で火床とスプリングハンマの間1メートルを移動さす。折り返す度に80g程減る、
 最初は表面の鉱滓を抜くのに藁灰だけの沸かしで、6回目以降は粘土を使った泥沸かし。地金の鍛え肌や働きを重点とするので、現代刀の様な水べし、積み沸かしをしない。今日は午前中に2個の北國産玉鋼を15回鍛える。
 午後は消費税の件で税理士さんと面談して、税務署に送る書類製作。その後、明日使用の炭切で終る。

雪降る日

 今年初の積雪で鍛冶場も寒い。弟子の思い出の作業着を着て鍛錬をすると、殊更に弟子を思い出す。人生で1番悲しかった。
 砂鉄の異なる配合種類の玉鋼は、鍛接が違うので注文の刀毎に試して、良好な鋼を選別したので、明日からの皮鉄鍛錬用の炭切。
 今日の様な寒さが続けば体力的に助かる。

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