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刀鍛冶の日々

今日も製鉄

 融点の高い北國産真砂砂鉄50%に、融点の低い赤目砂鉄50%の混合とする。
 北國産砂鉄は鉱滓が泡になり、排出しずらいので銑に成り易い赤目砂鉄を混合とする事で、鉱滓の出を良くする。
 赤目砂鉄は銑にすると、70~80%の歩留りとなるが、刀には鋼でないと使えないので、真砂砂鉄を使うと少し炭素量の高い皮鉄となる。砂鉄25キロで玉鋼11キロを得て、年内は材料を確保する。
 國内では玉鋼造りの体験会が時折行われているが、銑を造るか、鋼を造るかの目的がはっきりしていなければ、玉鋼は造れない。砂鉄の分析と共に、砂鉄の中に鉄分がどの位含まれているかも、知っていなければ良質の鋼は造れない。
 趣味のたたら製鉄は、磁力の有る鉄でも良いが、刀を造るたたら製鉄は趣味では出来ない。私が映像で見る限りでは、昨年鳥取県日南市で行われた、還元距離の長い製鉄が一番良く出来ていた。鋼に成り易い砂鉄を選ぶ事も大事である。
 たたら製鉄の経験も1000回程になるが、砂鉄を科学の目で見る事と、実験回数を重ねる事も大事である。
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