刀鍛冶の日々

北國砂鉄

 三種混合の砂鉄は鉱滓の出が悪く、前半はノロ掻き棒で泡の様な鉱滓を炉底から掻き出しながら不安は募る。
 単独の砂鉄では鉱滓は水の様に流れ出るが、初の三種混合砂鉄は出ない。時間が経てばノロ出し口は詰まり、鋼の中に不純物が噛み込み、包丁も刀も傷が出る。
 操業3時間後、銑に近い炭素量を覚悟の上で火力の有る松炭に変えると、鉱滓は水の様に流れ出す。操業5時間後、平田君と二人でたたら炉を解体。
 前半に炉底に鋼が落ちて来ず心配をしていたが、鋼は炉底にしっかりと落ちて高炭素状態である。早速鏨で切断。35キロの砂鉄で10キロ余りの硬い鋼で、刀にも包丁にも成ると思える。
 これで北國産鋼も苦労なく利用出来る目途が立ち、材料の問題も片付く。
 砂鉄を沢山分けて頂いた方にも嬉しい報告となる。
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