刀鍛冶の日々

維新天誅組

 明治維新は文久三年、秋の天誅組義挙が討幕の第一歩であり、我が故郷土佐よりは副総裁吉村寅太郎、同じく岡山市からは藤本鉄石が出ている。そして武運拙く東吉野村にて散る。その目的は徳川家を廃止して、天子様の御世を目指し、近代国家の幕開けを命懸けで戦ったのである。
 我が備前長船日本刀伝習所も、日本刀の維新を命懸けで戦っている。私が鑑定を学んだ得能先生も、又小笠原氏も日刀保玉鋼を否定している。金属学を学んだ工大生や大学院生は、玉鋼の中にアルミの酸化物であるアルミナを含んでいるので、鍛伸性が無い事は知識で知っている、自家製玉鋼を造る事の出来ない刀工には比較が出来ないと思う。伝習所の1000倍金属顕微鏡で断面を見れば、マルテンサイトが半分を占める。使用する砂鉄と釜土が外國産か日本産かは知らねど、とても実用には役立たない。
 我が師故今泉俊光先生は東京工大を出た陸軍受命刀工だったので、戦前の玉鋼を使い、私に実用刀の造り方と製鉄方法の金属学を指導して頂いた。現在の観るだけの刀に対して私は全國より頂く砂鉄の分析を行い、日本刀の使命である「折れず、曲がらず、良く斬れる」刀は、特定の日本産砂鉄でないと造れない事を知っている。古刀と新刀の成分の違いなどは、20年も前に分析結果から知っている。
 コメントを頂いた天誅組さんには、私が全日本刀匠会に入会しないのは、三人目の師である河内國平先生の意向である事を知らないと思う。。全日本刀匠会に入会していないのは、岡山県でも伝習所だけである。
 反論のコメントを出す時は、自らの氏、素性を名乗れば電話でも手紙でも対応はする。言葉はj命であり、自らの腹に刃を立て、命を懸けで発しなければならない。それが日本男子である。
 今日は外人が一日弟子入りをして修行する場面を、海外番組で放映したいとの出演依頼有り。今週土曜日はスペインより2名、米國より2名と通訳2名、國内より2名が訪れる。8月は毎週内外よりの見学予約。一人対応となり孤軍奮闘あるのみ。
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