刀鍛冶の日々

七月初め

 久し振りに弟子が来て、脇差の焼入れ。明日再度焼入れの予定。
 今、海外では日本刀及び和包丁が人気である。先月は貿易業者に毎月50本の納入を求められたが、とても無理で御断りした。今日も他の業者に、海外のシェフ用に製作を求められる。先方は日立金属の刃物鋼と伝習所の鋼が同一と思っていたので、日立金属は海外産の材料で、タングステン等を入れた近代製鉄の合金であり、伝習所の鋼は日本産の砂鉄を用いた和鉄炭素鋼で有る旨を述べる。その辺りが金属学を学んでいない第三者や鍛冶屋さんには理解出来にくい。又、地質学も必要である。
 全國には刀鍛冶や愛好者も含め、多数の人が日本産砂鉄を用いて、小型自家製鋼を行い、近代製鉄より磁鉄鉱を用いた和鉄の特性を認めている。伝習所には大学や高校、製鉄所からも見学が多く、目の前で玉鋼を造って見て頂く。10日前もテレビで放送されたので、注文者も多くなる。
 問題は自家製玉鋼を造る技術が有るや否やである。刀の原点は「折れず、曲がらず、良く斬れる」事に有り。鋼の性質、砂鉄の分析がどの様になっているかを知る事である。
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