刀鍛冶の日々

外國剣

 朝鍛錬の続きで上鍛えに入る。赤目砂鉄の鋼は炭素量が高いので、少し温度が過ぎると横から小さな割れが生じるので、最低限の温度で折り返し鍛錬を進める。何とか二振り分の短刀を素延べして終る。
 午後はスイスから送られて来た西洋の剣の造り方をDVDで見る。日本刀が外國の剣と違う点は、玉鋼を折り返し鍛錬した地金なので武術性、美術性に優れている事である。外國の剣は、近代製鉄の赤鉄鉱鋼であるが、日本刀は砂鉄よりの古代製鉄である。
 それでは砂鉄で有れば外國産、日本産どちらが優れているかを刀工も愛刀家も知らない。日本産砂鉄が手に入らないので、外國産砂鉄で玉鋼を造り刀にするのである。私も外國産砂鉄で玉鋼を造り試作もしたが、鋼の粘りが日本産は勝れ鍛え肌も良く出る。
 刀工を廃業する前にはたたら製鉄の研究纏めとして、映像に残して置きたいと思っている。
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