刀鍛冶の日々

たたら製鉄用意

 朝涼しい時間帯に梃棒の修理に使うのに降し金を製作。
 明日、6月1日に金屋子神社参拝をして、注文の短刀製作の無事完成を祈り、6月2日にたたら製鉄をして鋼を造るのに使うたたら炭を切り揃える。昨日はたたら炉を塗り直して乾燥させ準備は整う。
 映画でも「たたら侍」が封切られ、「日刀保玉鋼」を舞台にしているらしく、毎年NHK放送では「日本で唯一ここで玉鋼が造られ、全國の刀工に配布されている」と放送するが、少なくともプロの刀工でも全國で5人程が日本産の砂鉄を使って、自家製鋼で玉鋼を造っている事を知らないNHKの不勉強さで有る。私も文化庁の記録にたたら製鉄法が残されている。
 たたら炉の壁土も日本産の土で、アルミナの酸化物も含まれていない。多い時は年間60回を越える操業で、私の刀は全て自家製鋼である。砂鉄の分析や、玉鋼の成分の良し悪しを知らない刀工が、無防備に仕入れた玉鋼を加工するだけで「折れず 曲がらず 良く斬れ」て尚美しい地金の日本刀の本質を知らないマスコミと刀工が蔓延る。
 「日本刀は民族の魂」の発想が無ければ、氷の剣である。
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