刀鍛冶の日々

準備

 次の短刀製作に向けて炭を切り、沢山の異なる玉鋼を選び、切断して目方調べをして組合す。前回と同じ材料では同じ短刀になる。
 後世の刀工に真似の出来ない個性有る地金は、大まかな玉鋼を1番材料の多い砂鉄を基本として、異なる砂鉄の玉鋼を混合する事によって変化を出す事である。砂鉄の研究も長い時間を費やしたので、特徴は良く判っている。
 最近の刀の出来は面白く、幸い包丁での試作の必要も無くなり、作業効率も良く注文の遅れもなく作刀は順調に進んでいる。試行錯誤の期間も終わり、自分の思う刀をどれ程残すかになっている。
 歳を重ね肉体的にはきつい作業になって来たが、好きな事をしているので苦痛には感じなく、1日を自分一人で楽しむので一人になったのが幸いしている様に思われる。粗末な鍛冶場も暑くなって来たので、午前中に鍛錬をし午後は炭切をして、体を休め1日でも長生きをして弟子の役に立ちたい。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bizenosahune.blog67.fc2.com/tb.php/3526-de0d6efa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

プロフィール

上田

Author:上田
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

訪問者