刀鍛冶の日々

見学会

 先日の砂鉄で短刀用玉鋼三振り分を造り、それで試作の包丁一本で様子見。粘りも十分に有り申し分無し。
 弟子も居なくなり、無料見学会も土曜日の午後のみと縮小したので、見学会予約者が大幅に増える。
 見学会は自家製玉鋼の製鉄法。刀剣製作の工程説明と私の刀剣見学。見学者が一番見たいのは、折り返し鍛錬で有り、それ以外は他でも見学出来る。毎週一人になっても火花を散らし、鋼を打ち続けるその迫力を目前に見たくて見学に来て、日本の伝統文化を肌で感じるのである。自らがたたら製鉄で玉鋼を造り、それを必死で鍛えて鋼を育てる母親の行為である。
 刀だけの見学なら博物館に多数陳列されているではないか。見学者の要望は現代も続く刀造りの実施の場である。見たくも殆どの刀工は見せない。あえて見学会を毎週続行するのは、自國の文化に誇りを持って、日本人として胸を張って貰いたいから一人でも続けるのである。
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