刀鍛冶の日々

立春

 陽光うららかな立春。
 朝より4種類混合砂鉄で吹いた玉鋼を鍛える。自家製鋼は江戸時代以前の方法で、積み沸かしは無く、玉鋼の周りに着いた酸化鉄を燃やして綺麗にして鍛える。傷は出易いが水べしをして、分別しないので鍛肌は良く出る。その方法を平田君が見学。
 江戸時代の製鉄は大型炉になり、一般市場向けが大部分で、刀用の鋼は僅かであり、鋼を分析すれば慶長以前と以後では違う。製鉄方法も考えずに大型炉で造った玉鋼を使うのでは、鍛伸性は無く刀は折れるのである。
 日本刀の命は実用性が第一である。刀工が砂鉄の分析内容と製鉄方法を研究しなければ、観るだけで使える刀は出来ない。その上に刀工が斬試術を学び、刀の刃味が判らなければ本当の日本刀が出来ない事を鍛錬しながら教える。
 炭切の弟子も居ないので、毎日鍛錬が終わると4~5俵炭切をして翌日に備える。
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