刀鍛冶の日々

信念

 昨日谷口君が炭切6俵を済ましていたので、1.5キロの鋼4個を7回鍛え、合計28回の折り返し。精も根も尽き果てる。生憎右足の膝も痛く、咳も止まず。それでも注文を受けた以上続けるのがプロの刀工である。この不屈の信念が無ければ何事も成らない。
 弟子は理由を付けて仕事を休む。右手が使えなければ左手を使い、右足が痛ければ左足を使え!
 作刀を第一として早寝、早起きをしなければならない。親方が鍛冶場に出る迄に朝食を済ませて、何時でも仕事が出来る体制でないと、弟子は一人前の職人となれない。
 弟子も一度は奈良県の河内刀匠に修行に出したいが、全員使い物にはならず、かえって親方の仕事の足を引っ張って迷惑になる。
刀を造らない弟子は専業の刀鍛冶にはなれない。仕事は義務ではない。自分がどれだけ刀に対して精魂を込めるかの問題である。
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