刀鍛冶の日々

感激

 予熱炭を入れていたので炉は熱く火山系砂鉄35キロ投入。炉を解体して玉鋼を取り出すと重たく、冷たい水道水を入れた水桶の表面からは黄色い炎が無数に立つ。良く纏まりベルトハンマーでこびり付いたノロを叩き落とすと10キロ強の玉鋼。
 最近は新聞やテレビで小型製鉄のニュースに触れるが、殆どが鉄の底にノロが付いた状態で目方を計って重さを発表するが、鉄分が少なく刀を造る玉鋼にはなっていないが、和鉄に興味を持つ青少年が増えれば、日本の古代製鉄技術の高度さと日本刀の伝統技術を学ぶ機会にもなる。
 火山系砂鉄は夏より時折操業工夫をしていたが、今日の玉鋼を見ると感極まる。これで来年からは伯耆物の地金を目指せる。職人はこれで終わりと言う事はない。次から次へと目標が高くなる。何時、自分が満足出来るかである。
 明日の取材準備を終えて、試作用の砂鉄をブレンドしてたたら炉に予熱炭を入れておわる。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bizenosahune.blog67.fc2.com/tb.php/3396-d9f352d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

プロフィール

上田

Author:上田
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

訪問者