刀鍛冶の日々

急ぎてたたら製鉄

 昨日送られて来た砂鉄を25キロだけ吹く。九州砂鉄は何時も炉底にノロが溜まり、その上に鋼が出来るので鋼の下部は非常にきれいである。たたら炭は何時も岡山産を使うが、間違って送られて来た岩手産1級雑炭を使ったので良く纏まっているが、値段が倍もするので採算性も考えねばならない。
 九州砂鉄は中國地方の砂鉄と比べて吸炭しにくいので、どうしても甘い鋼になる。又炭によっても鋼の炭素量は違ってくる。
 午後は倉敷市へ谷口君と2人で弟子の回復具合を見に行く。昨日より個室を出て大部屋へ。足の指先に骨を接ないでいる針金5本を見るのも痛々しく、何とか元に戻り早く刀を打てる様になって欲しい。
 伝習所は若い弟子が受け継ぎ、又次の世代に砂鉄から玉鋼造りの製鉄方法と、その鋼を使っての刀造りの伝統を守って欲しい。
 そうでなければ武術、美術を兼ねた真の日本刀を造る刀工が途絶える。
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