刀鍛冶の日々

雨の秋分の日

 鍛冶場に降る雨は國旗を濡らす。
 地元産の松炭は火力が弱く心鉄の膨れが抜けないので、岩手県産松炭を混ぜて強く沸かす。心鉄と皮鉄の組み合わせは全て岩手産で沸かし延べ迄進める。
 素延べ仕上げは練習を兼ねて谷口君に任す。弟子は親方の仕事を見、手伝って覚える。これが理想の育成方法である。
 弟子に真剣さが無ければ、注文刀の手伝いをさす事が出来ない。信頼感の問題である。
 降る雨を眺めながら、谷口君の手鎚の音を聞く秋分の日。
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