刀鍛冶の日々

技術継承

 影打ちに準備していた刀の仕上げと、反り付けを谷口君に見せる。反り付け後、熱して内面応力を抜いている間に火造り、焼入れを済ます。
 平田君は注意した皮鉄の膨れを破り、整形すると目方が減り追加の皮鉄を鍛えている。材料は何時も多目でなければ、不測の時二重手間で労力と時間、材料が余分となる。
 専業の刀工で生活をするには炭、鋼を無駄にせず、短期間で失敗をしない刀造りが必要。それには常日頃から製鉄の研究と、親方の仕事を良く見て技術を盗む事である。手っ取り早い仕事は、日刀保玉鋼を買って加工する事であるが、それでは数多の刀工で一生を終わり、実用には役立たない刀造りになる。
 敢えて苦難の道を歩むには、今泉俊光先生から教えて頂いた小型自家製鋼の技術を後世に残す為にある。
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