刀鍛冶の日々

試作始め

 昨日午後研師宅で研いでいる刀の表面の状態を見て、鍛接面の非金属B介在物の影響と思われる場所を見て、今日の鍛錬は強い沸かしをかけ、鉱滓を除き、厚い金肌は削り、取れない場所はホウ酸をかけて部分的に融点を早く高める。
 たたら製鉄時に於ける介在物の混入は出来るだけ少なくと思っているが、不明の部分も有る。砂鉄によっても異なり、鍛錬によっても違ってくる。諸々の資料を見て、それを製鉄に結び付け、どの様な刀にするかを考える。
 こんな事が何十年も続いている。資金と時間を惜しみ、見るだけの刀を造って、日本刀本来の「折れず」と言う一番大事な事が忘れられている。
 急速冷却した日刀保玉鋼の断面のマルテンサイト組織を見た刀工はいるのだろうか?それに比べて小さな小型たたらで、極低い温度で還元された組織ーマルテンサイトーを見れば、折れない古代製鉄の良さも判る。
 今日から午後は休みで資料勉強を始める。小さな短刀でサンプルとして秋よりは刀造りに結び付けたい。その前に雨が降れば、新しい砂鉄で玉鋼を造りたい。
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