刀鍛冶の日々

新玉鋼

 昨日の玉鋼を鍛える。通常の沸かし温度でも鋼の表面が、溶けた湯の状態になる位炭素量は高い。
 午前10時、狭い私の鍛冶場は大型扇風機2台と小型1台、それにスポットクーラーが稼働していても50度となり、下着は汗まみれ。11時が鍛錬の限界。体の芯迄熱さが残り午後は鍛錬が出来ない。それにしても纏まりの良い詰んだ地金である。
 明日は日曜鍛冶の弟子が出勤するので、М君と谷口君は火床が使えないので、たたら炉を塗り直してたたら用意。 昨日の新しい砂鉄を選別して炭切り。
 昨日NHKの「ニッポンぶらり鉄道旅・瀬戸大橋」の放映も好評で各地から電話も有り、注文も頂く。再放送も6月18日・22日と2回も有り、燃え盛る小型たたら製鉄の様子に、皆さんが日本の古代製鉄を刀工が行い、その玉鋼で刀を造っている事に目を見張った様である。
 日刀保玉鋼をを切断して組織を見るとマルテンサイトの塊である。こんな玉鋼を打てば割れるし、刀になっても折れる。そんな玉鋼にならない様に、明日は炭と送風量を調整して、もう少し柔らかい玉鋼を造りたい。
 炉内を1200度以上に高温にしない事にして、低温還元が粘りの有る玉鋼になると思っている。
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