刀鍛冶の日々

頂き物砂鉄

 昨夜から余熱をしていた炉は十分に温度が上がっているので、朝6時より操業開始。砂鉄は頂き物で、前回玉鋼を造り在庫としてあるので使用はしていないが、硬い感じなのでたたら炭は県内産とするが、炎が高く上がり火力は岩手産よりも高い。
 包丁用なので少し低炭素が欲しかったが、切断時粘りが有り、鏨でも切りにくく硬い。火花試験でも今年最高度の炭素量で、包丁用には硬過ぎ、むしろ刀に向いている。明日より短刀にして鋼の性質を見たい。脇差と纏めて同時に焼入れ予定。
 この砂鉄は今迄と違い、標高1000m以上から流れ出す、水系の砂鉄であり短刀20振り位の材料は有るので、注文の短刀にすれば面白くなりそうである。火山から流れ出た砂鉄は沸の付き方が違って来ると思う。
 砂鉄は花崗岩以外からも出る事を知っているのは、地質学者位と思う。今日の砂鉄はサンプルを取って、金属顕微鏡で日刀保玉鋼との違いを見て、残りの砂鉄の製鉄方法を考えたい。
 弟子の手も離れたので地鉄をもう少し研究して、古代鉄に近づきたい。
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