刀鍛冶の日々

品質管理

 先日の玉鋼を切断して、砥石で細かく研ぎ顕微鏡で見る。鋼の中に鉱滓は殆ど含まれていない。使う砂鉄によっては鉱滓を含む事も有る。小型たたら製鉄は日刀保の大型たたらの玉鋼より、平均的に鉱滓は多い。
 鉱滓を含まない方法は、赤鉄鉱を砂鉄状に砕きたたら製鉄を行えば、日刀保玉鋼と同じ位純度の高い玉鋼を造る事が出来る。磁鉄鉱を砕けば砂鉄となる、同じ原理である。 綺麗な地金にはなるが鍛え肌が出にくいし、沸えが付きにくい。
 全國でたたら製鉄の実験をしている人も多いが、1番困るのは砂鉄が入手しにくい事である。近代製鉄では赤鉄鉱を使って製鉄を行っているので、砂鉄状にして使えば低温還元も出来るので、実験材料には事欠かないと思う。
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