刀鍛冶の日々

連続製鉄

 弟子が今日も刺身包丁を造っているので、火床が使えず昨日と同じメンバーでたたら製鉄の実習。4種類の砂鉄40キロで12キロの玉鋼を得る。今年50回目の操業で、弟子達はどれ程学んだか?
 今泉先生は東京工大に学び独学で刀剣製作から、戦後の玉鋼製造を成した精魂一途な方で有った。先生は陸軍受命刀工であったので、戦前の玉鋼が手元に有ったので、鋼に不足はしなかった様である。
 しかし戦後70年も経た現在、以前と同じ粘りの有る玉鋼は自分で造る以外方法は無い。巣立ちの近い弟子達はたたら製法を完全に身に付けて独立しなければ、折れず、曲がらず、良く斬れる武器としての本来の使命を持った武士の魂は造れない。
 日本刀の本姿は武器である。それに美術的要素が追従している事を忘れないで欲しい。包丁を造らせているのは、ひたすら斬味の研究である。
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