刀鍛冶の日々

祐敬君初たたら

 昨日の休みに仕事をしていたのは祐敬君のみ。
 研ぎ上げた包丁は良く斬れる。今日は焼入れた刀の仕上げを行う予定であったが、たたら製鉄に使う炭が1回分残っていたので、予定変更で急いで炉の解体、塗り直しをして操業開始。3時迄砂鉄投入を6時間続ける。砂鉄35キロで玉鋼8.5キロを得る。
 会津に帰っても自家製玉鋼を造る事が出来なければ、日本刀包丁は出来ない。たたら製鉄での鋼は炉に使う釜土を注意しなければ、鋼の中にアルミの酸化物であるアルミナが入り、硬くて粘りの無い鋼になる。包丁にも刀にも不向きとなる。刃物鍛冶も刀鍛冶も殆ど知らない事である。
 ちなみに刃物鍛冶の使う鋼は外國産鉄鉱石で炭素鋼を造り。目的に応じて他の物質を混合した合金であり、決して日本産砂鉄をたたら製鉄で造った玉鋼ではなく、これを以って日本刀は造れないし、日本刀包丁も造れない。
 短い修業期間で金属学迄は学べないが、体験を通して身で覚えて欲しい。
 10月は120俵のたたら炭を使い切り、夕方岩手県へ注文する。
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