刀鍛冶の日々

菊池砂鉄地金

 東北産フェマタイトの鋼と菊池産マグネタイト鋼をせん、ヤスリかけする。菊池鋼の炭素量は東北産よりも高く、切っ先を切って焼入れをしても真白くはじける程なのに、短刀にせんがけすると非常に柔らかく粘りも有る。
 菊池千本槍として有名な延寿一派の刀工は、南朝方の菊池一族の為に鍛刀。その優秀性は実戦で証明されている。
 9月13日大東塾14烈士慰霊祭で10年振りに代表と参列。その14烈士自刃に於いて介錯に使われた古刀延寿は、刃こぼれ一つなし。新々刀大慶直胤の刀はノコギリ状に刃こぼれと大きく違う。
この大きな違いは製鉄方法に有る。そこには金属学の勉強が必要となる。新々刀の亜流を受け継ぐ現代刀も同じである。玉鋼を買って造る刀工には、鋼の成分も斬味も判らないと思う。
 景気が良くなっても現代刀は不振に喘ぐのが実態である。菊池産玉鋼の短刀は注文者が来た時に、土置き・焼入れをして合作として贈呈したい。
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