刀鍛冶の日々

中心仕上げ

 香港と米國より見学予約が入っているので、谷口君に返信を頼み2階で中心仕立てをする。温感が無かった首回りも今日は初めて感じ、回復の兆しではないかと思う。
 午後には中心仕上げも終わるが谷口君は包丁研ぎ、平井さんはせんかけをしているので少しの時間を利用して砂鉄の選鉱と配分。私の鋼は有り余るが弟子が作刀の為鋼が欲しいとの事で、刀の出来注文に合わせて日曜日の雨天に今年30回目のたたら製鉄。以前九州から頂いた砂鉄を主に使用する。
 中心仕立ての終った刀を下研ぎに出し、下研ぎの終った刀を持ち帰る。地金は古墳期のデーターを元に配合してあり刃文も面白いし、鍛肌も古い時代を思わせる出来。針先で突いた様な鉱滓跡も少し残るが、現代刀の地金とは全く比べ物にならなく仕上がりが楽しみである。
 この地金は脇差にして以前著名人の注文で製作したが、刀剣関係者にはいずれも古刀の地金と評価され、戦國武将の末裔の家に所蔵されている。
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