刀鍛冶の日々

鋼造り

 近代製鉄では磁性の無い赤鉄鉱とコークスによる高炉法で銑鉄を造りそれを脱炭させているが、たたら製鉄では磁性の有る砂鉄と木炭で鋼を造り、折り返し鍛錬で脱炭させている。
 今日は昨日木炭と磁性の無い砂鉄で鋼を造り、鋼の試作鍛錬を行うが本来フェマタイトは銑にして上部表面の不純物を除くので、品質の高い銑になりそれに酸素を与えて脱炭さすので鍛錬は不要である。しかし非磁性のフェマタイトを鋼にするには、マグネタイトに比べて鉱滓が出にくくて鋼の中に不純物が残り易く、鋼の中の空気と鉱滓が厚く積もった金肌を鍛錬で除くのは難しく技術が必要になる。
 予定の一日作業では終わらず手間暇を要するが、新たな利用価値を生み出すかも知れない砂鉄である。鋼造りは毎日が勉強であり、面白いと思うこの頃である。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bizenosahune.blog67.fc2.com/tb.php/2804-64e25b98
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

プロフィール

上田

Author:上田
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

訪問者