刀鍛冶の日々

降し金

 涼しい午前中は鍛錬を続ける。その間に谷口君が降し金用の炭切。他は中心仕立て、せんかけ、造り込みと各自の仕事を進める。
 午後は一寸角に切断した鋼を降し金に。午前中の鍛錬で火床の温度は高く1回目の降し金は良く纏まるが、2回目は半分近くが吸炭し過ぎて銑となるが、炭素量の低い鋼と混合すれば何とかなる。
 火床の温度は高くても低くても欠点が出る。炭素量の高い鋼を降せばどうしても銑気を帯びて難しいものであるが、たたら製鉄で造った鋼の酸素、鉱滓は良く出るので刀に仕上がると刀身の傷は出にくい。しかし地鉄は良く詰んで鍛え肌は出にくく、地鉄の科学的変化も少なく両者並列は至難である。
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