刀鍛冶の日々

一人仕事

 谷口君も研修会最後の日となり出掛けたので静かな鍛冶場で、先月に二口焼入れをして寝かして内面応力を抜いていた短刀を取り出し、荒研ぎ、中心荒仕上げを二階の仕上げ場で一人仕事をする。5月は連休も有った、包丁、ナイフの体験会も二度行いその間に注文の包丁も製作。本当は休みたかったが弟子が鍛冶場に居なくなるので、留守番を兼ねて短刀の荒仕上げをする。平日は谷口君と2人きりになり他の弟子の面倒を見なくて良いので、体も楽になり仕事量も増えた。
 明日から始まる刀工試験に谷口君が合格すれば親方としての責任がやっと果たせる。他人の人生を預かる事は疲れる。それでも日本の伝統文化を受け継ぎたいと求る青年が門を叩くので、12名と数多くの刀工資格者を出した。34年間は長かった。過去の出来事を振り返りながらの一人仕事であった。
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