刀鍛冶の日々

餅鉄ナイフ

 狩猟用皮剥ぎナイフの鍛錬を朝早く出て暑くない午前中に行う。磁鉄鉱である餅鉄を使用して鍛えるが、炭素量が意外に高く銑気が混ざり1~2回目の折り返し鍛錬は少し崩れ気味であったが3回目からは餅鉄特有の粘りが出る。2本を火造るが形状が短刀と同じでは、銃刀法の問題になるとややこしいので切っ先をの棟を落としてナイフ状態として午後から焼入れ。
 日本刀の材料は炭素鋼なので昔そのもの。近代製鉄は炭素鋼にクロムやタングステンを混ぜた合金で、科学的に造られた鋼であり用途に合わせて造られているので、誰が造っても殆ど同じ物が出来るので楽である。しかし古代製鉄は全ての材質成分が違うので管理が難しく製品に差が出易いが、餅鉄はその点安定した製品に成り易い。
 午後からは焼入れも水温30度で800度を切る焼温度で有るが、刃は真白に引土が剥がれる。先日の包丁3本と共に荒研ぎを済ますが夕方となり研ぎは明日へ。大目に材料を鍛えたので残った鋼は暇な時に柳刃の注文に向けたい。火を見続けたので目が痛みて止まぬ。
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