刀鍛冶の日々

卸し金

 切断した玉鋼を午後3時より卸し金にする。江戸期の古鉄鉄器類は炭素の低い鉄であるので炭素を吸って丁度良い鋼になるが、玉鋼は既に炭素量の高い鋼である。慎重に降ろしたが4回目は炉の温度も高まり炉底に1キロ程の銑が残る。来週は後9キロ程を切断して卸し金にすれば刀一口分の材料になる。卸し金は3日程余分になるが4種類の砂鉄を吹いているので欠点を恐れてどうしても慎重になる。
 夕方大高君の火造りはまだ終わってはいないが刀工資格の有る弟子に教えてもらい良くなっている。もっと早く頭を下げて教えてもらえば良かったと思う。私は全員の親方であり自分の仕事もあるので一人だけの親方ではない。努力と工夫は自分でして欲しい。
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