刀鍛冶の日々

注文刀

 見学会の御土産が何も無いので包丁を1本だけ造る。研ぎ師さんから3振り目の注文刀の下地が出来たと連絡が有り行く。1振り目の刀は鞘、はばきが出来ていた。3振り目の地金、刃文は下地研ぎで研ぎの工程の半分は出来ているので良く判る。側に重用刀剣が有り手に取って見るが地金も刃文も私の作がずっと古調に見えて面白い。
 鋼を水べしをして鍛えると地金が鏡の様になり鍛肌が出にくい。古刀期のように水べしをしないで鍛えると鉱滓が鍛肌に残り地肌も刃文も面白いが、極小さな肌ゆるみ等も出易いが鉄板のような刀とは違う。玉鋼は手造りの為使用する砂鉄によって出来は大きく違い、自分の思った刀を造るのは難しく3振り位造ってその中から注文刀に適した刀を選ぶのである。
 昨年は砂鉄配合を大きく変えて冒険をしたので欠点も有るが出来は面白い。今年は元に帰り一年間の地金研究の疲れを取る為に使い慣れた砂鉄に戻す。
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