刀鍛冶の日々

今日は収入なし

本日は交代で鍛え、午前中はひまなのでゆっくりと午後もしていたら、急に御客さんが増え鍛えの炭もなくなり、する事がないので包丁の土置き、焼入れを四本見せる。
刀と違って包丁の焼入れはめずらしいので御客さんも喜ぶ、実演をしていたので包丁の販売が出来なく本日収入なし。
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友来たる

愛知県豊橋市より杉浦氏来たる。3年ぶりの再会である。我々の年代になると3年も経つと随分ふけるものである。まぁ若い時と違って年が行くのも早いものである。
明日は日本の地中海と言われる牛窓に行きたい。
見学者も少なく、包丁の鍛え火造りと二箇所の仕事を入念に見る。弟子の技術の上達は目をみはる。

10名の仕事

石原君一日刀の鍛え、宗近君たたら、山本君火造り直し、その他炭切。
私は弟子の鍛えた包丁にキズが出たので一日研ぎ直し、炭箱の製作等忙しい一日であった。夕方には包丁御買い上げありがとう御座居ました。


「一打ちに 力を込めて 踏みこめば 火花は散りて 我が身をこがす」

鍛錬

鳴海君が昨日のたたらで造った鋼を鍛える。九回迄折り返し鍛錬をするが、非常に鍛着もよく注文の包丁に廻す事にする。菊池君も小包丁2本を鍛えるが、非常にねばりのある鋼である。
同じ場所の砂鉄でありながらどうして違いが出るのか不思議である。
しかし今日のたたらで作った鋼は炭素量が高くくずれる、本当に鋼造りはむつかしいと思う。

2,3日考える事が多くて眠る事が出来なく頭痛がする。


「この夜も 思う事がら 多くして 眠れぬ刻は 朝迄続く」

鎧通し研ぎ

焼入れをした鎧通しを研ぐ、刃文は高く上がっているのに柔かい地金である。絶対に折れる事はなし。
刀剣で折れる事が一番悪い、しかし現代刀の地金は非常に硬く、自分の造った刀の斬味が判らず。刃文のみにとらわれて美術刀作家とうそぶく刀工、日本刀は折れず曲がらずよく斬れ尚美しいものである。自らが斬る事も刃味も判らず造っている刀工の多い事、日本刀は美術工芸品である。

今日はたたら製鉄でこの短刀と同じ方法で砂鉄を吹く。砂鉄が半分程残ったので明日も吹いて砂鉄を片付ける事とする。

GWの日本刀包丁製作実演販売の用意も明日で出来る。全員一丸となって全国で只一軒の日本刀包丁製作技術を守り、又皆様に今だこの技術を受け継いでいる事を知って頂きたい。
インターネット販売の大手「アマゾン」でも私のDVDを販売して頂ける様になった。

長船鍛錬所に

昨日は鎧通しの鍛錬、火造り迄進む、明日焼入れ予定。
昼迄はフジテレビの番組撮影、早く終わったので包丁の焼入れをして後は弟子にまかせて赤坂鍛錬所に帰りせんかけをする。一日々暑くなる、あと二ヶ月が刀造りが出来る日である。

今日も多忙

今日は総員10名で忙しく仕事に遊びがないように、今日も朝からたたら、鍛え、研ぎと別れる。
鋼も砂鉄が少なかったにもかかわらず、8kgもとれる。包丁も2本焼入れ1本を研ぎ上げる。
脇差火造りも秋山君がしていた。夕方にはきっちりとした火造りが出来る。忙しかった一日が終わる。明日は金屋子神社の春の大祭、久し振りに仕事を休み出掛ける事とする。

技術の上達

たたら製鉄で11kgのよくまとまって、このまま使用出来る鋼が出来る。昨日菊池君が鍛えの練習に使った鋼も無いものと思っていたが、小包丁2本に火造りが出来たので、明日焼入れをしてGWの売り物にしようと思う。

谷口君も今日始めて折り返し鍛錬をする。よく鍛接で着ている。徐々ではあるが全体的に全員上達して来たうれしい限りである。

弟子の様子

大高、鳴海、平田君が文化包丁の火造りをする。大高君も随分と上手になった。

午後からは土置きをして3本に焼入れをする。その後菊池君と谷口君が、昨日降し金をしていた鋼を玉つぶしをして、梃子付けをするが接着せずに、随分と炭を減らしていたがやっと付ける。
その台の上に小さな鋼を四段にも積み沸かす。おそらく無理だろうと思って居たが、一回で鍛着、一回だけ折り返し鍛錬をする。
はたしてこの鋼が作品になるだろうか、炭をたくさん使うのも鋼をもやして無くするのもまだ入門して日も浅いと仕方のない事である。
どうなるかわからないが練習なので鋼も炭も捨てたと思い、最後迄させてみよう。

秋山君も短刀の平身の造りは上手であったが、今脇差の鎬造りで裏表の鎬の高さが合わず、2,3日苦戦しているが自分で考えるのも勉強だと思うのでそのままにして居る。

分散練習

鍛えの練習、包丁の研ぎ練習、そして脇差の火造練習と3ヶ所に分かれての仕事、あちらこちらと弟子の仕事を見ながらの一日、雨も一日降り続く、気分の重たい一日であった。
雨が降ると頭痛がする。年のせいか疲れるが弟子も2年3年経つとそれぞれに腕も上達してくるので楽しみである。

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