刀鍛冶の日々

焼肉

今日は、鳴海君が御客さんの前で古式鍛錬、他は向槌で仕事をして見せる。
仕事が終わった後、残り炭を使って久し振りに焼肉をして食す。これが鍛冶屋さんの良いところだ、やはり焼肉は炭火焼きに限る。
長かった17日間の選挙も終わり、今日は投票日やっと終わる。


「ゴロ々と 雷走り 雨ふらす 暑き夕暮れ 少しやわらぐ」
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努力と工夫

     いつ迄たっても仕事が出来ない
       何度言っても出来ない
      これ以上何をすれば良いのか

教える親方と習う弟子がその気にならなければ、片方のみが一生懸命になっても弟子がその気にならなければ、刀が出来ない。
どの職業でも「努力と工夫」がなければ、一人前にはなれない、三十年も昔、師匠に言われた言葉を思い出す。

弟子の手抜きの仕事

昨夜帰ると、阿部君が素伸べをしていた。私に完成を見せずに火造りをしていたが、さし金で測って長方形に出来ていないのがすぐわかった。この事一つで本人の人間性がわかる。

今日夜外宣から帰ると、昨夜火造りの注意点を言って置いたので、うまくなったと思ったら、他の弟子から火造りの時に削って直して火造りをしていた事を聞かされ、あ然とした。
火造りは、槌1本で叩いて刀の型に仕上げる事を常々言って有るのに、私が居ないと、こんなインチキ仕事をするなんて、いつもそうである。親方にまでウソを言う弟子。

以前に「もう止めて故郷へ帰れ、俺の弟子としてはいらない」と言ったのを、山本君がラストチャンスと言って、山本君の弟子にしたが、もういらない。こんな弟子が居ると皆が迷惑をする。
口で刀を造る弟子、刀は手で造るものである。

包丁造り

帰宅すると、全員で鍛えた鋼を鳴海君が火造り、秋山君が焼入れをして荒研ぎが出来ていた。
平田君はナイフを造り、土置きをしている。今夜焼入れをする事だろう。今日も外宣で230km走る。


「国憂う 心を叫ぶ 暑き日よ 吾が魂もまた もえて止むみなん」

今日も火造り

岡山駅前でマイクを持って1時間外宣をする。夕方迄300km余りを走行して帰る、疲れた。

帰宅すると、宗近君はせんかけをして、親方に見られたくないので2時間位仕事をして帰って行った。
阿部君は火造り(脇差の姿)をしているが、刀身がねじれ、重ねがガタガタである。頭痛し。


「走りても 走りてもなお 走り抜け アクセル踏むの 右足痛む」

梅雨明け

弟子達は休日各々好きな事をやっている。受験生の阿部君のみが素伸べ、火造りをしていた。
今日は瀬戸内海辺から兵庫県境を経て、中国山地をポスターをはりながら流し外宣、250km走行、梅雨も明けて暑くなった。


「梅雨明けて 陽は強く降る 夏空に マイクの音は ひびき渡れり」

仕事後の集い

本日は2名が火造り、焼入れをする。もう包丁も卒業の時である。
全員8名で仕事後、よもや話に花が咲く、若い弟子達の話を聞いていると楽しくて笑ってしまう。仕事を終わると世間並みの若者に帰る。卒業したら皆楽しかった一時を思い出す事だろう。

包丁焼入れ

8月から短刀造りの勉強が、弟子達は本格的になるので、包丁による火造り、焼入れの練習を連日している。

今日は秋山君が火造り、土置き、焼入れを問題なくこなす。合格
大高君は、途中迄は沸かしが上手であったが、最後に鉄をもやす。平田君は、順調に鍛え終わる。
弟子達の1日々技術の向上が見られる。やはり若いと覚えもいいのか、7月28日で選挙活動も終わるので、秋迄はみっちりと短刀の造りを仕込む予定である。

鬼のいぬ間の洗濯

4時過ぎに外宣から帰ると弟子達は居間でくつろいでいる。
阿部さんが、いつまでも反り直しが出来ず。火床を占領したせいである。朝少し反り直しを部分的に見せたので、30分くらいで出来ると思っていたが、合取りで焼きを戻しすぎて、青く刀が変色して、折角焼入れした刀がだめになっていた。
工業高の機械科卒、鉄工所の経験もあるのに、どうしてこうまで出来ないのか?

反り直し

広島県境外宣車で流し、300kmを10時間かけて往復する。
出発の時、阿部君が焼入れをしたのを見せられ、夕方帰っても未だ反り直しが出来ていない、先回も今回も反り直しが出来ず、いつになったら合格するまでの技術が身に付くくのか、刀剣製作の全工程に渡り、合格基準に満たず、これだけして何故出来ないのだろうか、不思議である。

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