受験準備進む
朝から曇空で涼しい、来春の刀工試験を目指し2時間交代で火造り、午後からは鳴海君が横座に入り積み沸かし、折り返し鍛錬、向槌の練習。見学者もいないので、気楽に仕事をして居る。
来年は6名の受験者なので、一人当たりの勉強時間も少ないので、早めのスタートでなければ他の刀工の弟子に追い越される。
来年は6名の受験者なので、一人当たりの勉強時間も少ないので、早めのスタートでなければ他の刀工の弟子に追い越される。
本日も忙し
総員12名、朝より分別行動、心鉄、皮鉄の造り込み、脇差の火造り、たたらクラブの包丁の研ぎ、等来客もあり、全てを見渡すだけで精一杯である。
炭も一週間前に500kgを注文して、使用して居たが残り少なくなり、再度700kgを注文する。仕事の忙しいのに合わせて出費も多くなる。
弟子を育てる事は物心両面に渡り、大変な事であるが、人の出来ない事をしなければ、後継者も育たない。これが私に出来る愛国運動である。
炭も一週間前に500kgを注文して、使用して居たが残り少なくなり、再度700kgを注文する。仕事の忙しいのに合わせて出費も多くなる。
弟子を育てる事は物心両面に渡り、大変な事であるが、人の出来ない事をしなければ、後継者も育たない。これが私に出来る愛国運動である。
玉鋼の勉強に時間をさいては
今日も天気が悪いので玉鋼造り、弟子8名をかかえ、年間玉鋼使用量は500kgを用する。
単純計算で日刀保玉鋼に直しても400万円は入用となる。
今玉鋼は、財団法人日本美術刀剣保存協会「たたら部」島根県奥出雲町日刀保たたらで、冬季に約6トン程造られている。
今、保存協会は文化庁に見限られ、世間では沈む船と言われ、国会でも新聞でも追及されて来た。その中で全日本刀匠会に属する。刀工約200名が脱会して、新たな団体に属して全日本刀匠会の名称を名乗っている。反団体でありながら玉鋼だけは販売せよと要求し、日刀保玉鋼を使用している反団体は文化庁が後押しをしているので強い。
それに対し、保存協会に残った刀工は日本美術刀剣作刀委員会を名乗り、約100名(含全日本刀匠会重複)が所属して、日刀保玉鋼を使用している。二つの団体ともに日刀保玉鋼がなければ日本刀が造れない、一部の刀工は江戸時代の古鉄、現代工業的に造られた電解鉄、純鉄、その他を使用して日本刀を造っている。
両団体共に玉鋼の分析、砂鉄の成分、分析等の勉強をあまりしていないので、日刀保玉鋼も自家製玉鋼の違いもわからないで、形だけの日本刀を造っている。
日本の文化伝統を受け継ぐ数少ない刀工がいがみあっていないで、玉鋼の研究に時間を費やせば、古刀の地金玉鋼の疑問にも、一歩でも近付けるのではないか、わずか10名足らずの自家製玉鋼を造る刀工だけでは古刀に追いつけない。
30数年前今泉俊光刀匠の、自家製玉鋼製作に対する熱い思いがよみがえる。
単純計算で日刀保玉鋼に直しても400万円は入用となる。
今玉鋼は、財団法人日本美術刀剣保存協会「たたら部」島根県奥出雲町日刀保たたらで、冬季に約6トン程造られている。
今、保存協会は文化庁に見限られ、世間では沈む船と言われ、国会でも新聞でも追及されて来た。その中で全日本刀匠会に属する。刀工約200名が脱会して、新たな団体に属して全日本刀匠会の名称を名乗っている。反団体でありながら玉鋼だけは販売せよと要求し、日刀保玉鋼を使用している反団体は文化庁が後押しをしているので強い。
それに対し、保存協会に残った刀工は日本美術刀剣作刀委員会を名乗り、約100名(含全日本刀匠会重複)が所属して、日刀保玉鋼を使用している。二つの団体ともに日刀保玉鋼がなければ日本刀が造れない、一部の刀工は江戸時代の古鉄、現代工業的に造られた電解鉄、純鉄、その他を使用して日本刀を造っている。
両団体共に玉鋼の分析、砂鉄の成分、分析等の勉強をあまりしていないので、日刀保玉鋼も自家製玉鋼の違いもわからないで、形だけの日本刀を造っている。
日本の文化伝統を受け継ぐ数少ない刀工がいがみあっていないで、玉鋼の研究に時間を費やせば、古刀の地金玉鋼の疑問にも、一歩でも近付けるのではないか、わずか10名足らずの自家製玉鋼を造る刀工だけでは古刀に追いつけない。
30数年前今泉俊光刀匠の、自家製玉鋼製作に対する熱い思いがよみがえる。
曇後雨
朝起きると太陽がまぶしい、予報に反して雨降らず、氷でモーターを冷やしながら砂鉄を吹く、後半に東北の砂鉄のみで、貝殻を入れなかったので、ノロが羽口にねばり付き、羽口2本のみの操業となり火力上がらず、玉鋼6kg余りで操業を止める。
操業を止めると大雨となり、夕方も降り続く、全員交代で火床2箇所を使って鍛錬、火造りが夕方迄続き、休む間もなく忙しい一日であった。
夕方は炉を塗り、貝殻を割り、砂鉄と混ぜ炉には火を入れ、予熱をかけ明日のたたら製鉄の用意を済ます。
操業を止めると大雨となり、夕方も降り続く、全員交代で火床2箇所を使って鍛錬、火造りが夕方迄続き、休む間もなく忙しい一日であった。
夕方は炉を塗り、貝殻を割り、砂鉄と混ぜ炉には火を入れ、予熱をかけ明日のたたら製鉄の用意を済ます。
やっと雨降る
岡山県南も雨になり梅雨らしくなる。昨日迄暑い日差しもなく、体も随分と楽になる。弟子も月曜火曜は連休でゆっくりと寝ている。
目が早く覚めたので、たたら製鉄を始める。先週は歩留まり10%の鋼しか取れなかったが、種々工夫をして操業。一人で砂鉄、炭入れ、ノロ出しを5分間隔にするので、休む間もなく食事も満足に出来なかったが、最後に炉を解体すると大きな玉鋼、目方は約9kg、歩留まり18%と大きく飛躍した。
雨の降る日は秋迄の鋼の在庫を増やしておかなければ、梅雨が明け本格的な夏になると鋼造りは出来なくなる。
去年の秋から春迄は少し暇であったが、最近は注文も増えて来たので、御客様の注文に答える事が出来る準備をすると共に、弟子の受験勉強用の炭代も用意しておかなければならない。
来春は六6名の受験者、おそらく日本最高は間違いがない、文化庁の美術日本刀刀匠の様なGHQをごまかした刀剣作家ではなく、折れず、曲がらず、良く斬れ尚美しい地金を造る美術工芸である真の日本刀造りの職人を育てなければ、日本の文化伝統もなくなる。
明日も雨の予報なので炉を塗り、砂鉄に混ぜる貝がらを割りブレンド、炉に火を入れ炭2俵を入れて余熱をかけて、今日の仕事を終わる。
目が早く覚めたので、たたら製鉄を始める。先週は歩留まり10%の鋼しか取れなかったが、種々工夫をして操業。一人で砂鉄、炭入れ、ノロ出しを5分間隔にするので、休む間もなく食事も満足に出来なかったが、最後に炉を解体すると大きな玉鋼、目方は約9kg、歩留まり18%と大きく飛躍した。
雨の降る日は秋迄の鋼の在庫を増やしておかなければ、梅雨が明け本格的な夏になると鋼造りは出来なくなる。
去年の秋から春迄は少し暇であったが、最近は注文も増えて来たので、御客様の注文に答える事が出来る準備をすると共に、弟子の受験勉強用の炭代も用意しておかなければならない。
来春は六6名の受験者、おそらく日本最高は間違いがない、文化庁の美術日本刀刀匠の様なGHQをごまかした刀剣作家ではなく、折れず、曲がらず、良く斬れ尚美しい地金を造る美術工芸である真の日本刀造りの職人を育てなければ、日本の文化伝統もなくなる。
明日も雨の予報なので炉を塗り、砂鉄に混ぜる貝がらを割りブレンド、炉に火を入れ炭2俵を入れて余熱をかけて、今日の仕事を終わる。




