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刀鍛冶の日々

刀鍛え始め

 平田君のせき込みは治まったが、瑛子君は咽喉が痛みて休む。
 朝、東京からの来客と体験会の打ち合わせが終り、弟子が居ないので私の注文刀に取り掛かる。
 北國産の鋼に、古墳時代に使用された餅鉄を混合して鍛えるが、材料が全く違うので鍛接に苦労する。同じ砂鉄の鋼は鍛接も良く楽であるが、どうしても鍛肌が出にくく鏡面になるので、砂鉄の異なった鋼を混合しなければ、鍛肌が出にくい。
 この1年間に包丁400本を造る砂鉄を使用したので、手持ちの砂鉄も少なくなるが、年末に他の刀工に砂鉄を分けて頂いたので、何とか在庫も残る。
 気温も下がり、今本来の刀工に戻る。
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心配

 朝、松3俵を切る。来客有り。
 午後3時30分迄鍛錬。来客有り。明日も来客予定と忙しい。
 弟子の咳が幾分和らいで来たので、このまま落ち着けば良いが、喘息の疑いも有り心配する。

来客

 弟子2人共に、咳が多く出るので休日として病院へ行かす。
 午前中は弟子の練習用に、玉鋼切断の折にこぼれた小粒の玉鋼を纏めて、4キロを降し金にして、2キロの鋼1個とする事を繰り返す。
 午後は一年前の注文刀、太刀と短刀を受取りに沖縄県より来訪。夕食を共にして、刀談義に花が咲く。来年2月には大小一腰が出来上がるので、再開を約す。
 注文主に喜んで頂いたので良かった。この時に一番生甲斐を感ずる。

焼入れ

 昨夜は大東塾不二歌道会岡山県支部の歌会に、会員でもない私達3名が参加させて頂いた。
 全員影山塾長の御元気な時に薫陶を受けていたので、素晴らしい歌を詠まれ大変勉強になる。
 今日は昨夜の昂る気持ちを抑えて、土置きから焼入れ、姿直しをしたので、1週間程寝かして内面応力を抜いて、荒研ぎに移る。弟子も洋鉄の脇差を焼入れて、無事終わる。
 平田君は12月に米國企業の招待で、包丁の焼入れ体験会に40名が来るので、包丁40本の製作に入る。

休日

 2ヶ月程、糖尿病の薬が変わり、効果が無ければ薬を変更する事になっていたが、ほんの少し値が下がり一安心。
 もう20年近く通院するが、弟子も入門しているので、悪化させないで弟子が刀工に成る迄は元気で居たい。
 最近は健康の為、1週間に一度は休む事にしているので、疲れた体を横たえ、今夜の歌道会参加に備える。

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