刀鍛冶の日々

代替休日

 年甲斐も考えずに打ち続けたので、体中が痛み午前中は寝る。
 午後は11月に型技術協会で特別講演の資料纏め。
 夜テレビ放映される新聞の番組に「月1本だけ・・・・幻包丁」となっているが、1日1本が本当で新聞が「月」と「日」を間違ったのか?8時57分が楽しみである。
 江戸時代の技術が今甦り、「長船包丁店」として守られている事を知って頂ければ幸いである。
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短刀素延べ

 秋雨は続き肌寒く鍛錬は進む。やっと二振りを鍛え、素延べが終わる。
 同じ地金を2つに分けて焼入れをしても、温度の違いか鍛肌の表れようが違うのが、自家製鋼の面白い所である。
 外國産砂鉄の場合は、焼入れ温度や鍛錬方法に関係なく、何時も同じ地金の鍛肌と土置き通りに刃文が入るので、仕事は楽であるが、地金の面白さが無い。
 明日放映の番組では、小型たたら製鉄を見せる事が出来なかったが、又の機会に紹介出来ればと思っている。
 毎年NHK放送で玉鋼を造っているのは、全國で島根県一ケ所と放送するが、全國でも刀工が10人近く自家製玉鋼を造っている。
 11月には工学部の依頼で、300人程が出席しての特別講演で、たたら製鉄を御話しをして中國地方でも刀工が、小型たたらで玉鋼を造っている事を紹介したいと思っている。

混ぜ鉄

 非磁性の砂鉄は鍛肌が良く出るが、鍛肌にノロを噛み地金が汚いので、安山岩の砂鉄を鍛える。膨れも出ず綺麗な地金となる。
 午後は両者を合わして混ぜ鉄として鍛える。後5回折り返せば終わる時、炉底に溜まったノロを出す時に羽口周辺の壁も崩れて中止。明日炉が冷えてから塗り直す事とする。
 1日雨が降り、鍛錬所室内温度は30度と涼しく体も楽である。 
 

勉強会の日

 岩越元一郎著「人情と義理」
 今から40年前に出版された本を教材に、月1回の勉強会が本日を以て終り、又次の教材に変わる。明治期迄の日本人の生き方を学んだ書であった。
 この勉強会も15年続いているが、一人では書を紐解く時間も無いが、人数が集まれば学ぶ時間も出来る。

登録日

 6月、雨上がりの金屋子神社前の冷たい谷川で集めた赤目砂鉄で造った、短刀2本を後楽園会場で登録。
 地金は板目肌に沸えを荒く細かく敷いた、のたれ調の刃文。明日東京に着く様に荷造りをして発送。
 製鉄の神様と共に、金の神様の神域の砂鉄なので、御加護を祈り製作をした。これも注文者の御縁と思う。
 明日の無料公開は多くの予約者が有るので、炭5俵を切り鍛錬の用意をするともう日暮れ。
 あちらこちらかの知人が、10月17日放映されるCMに出ていると、映像が送られて来る。

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