刀鍛冶の日々

鍛錬

 昨日見学会で使った玉鋼は炭素量が高く少し硬いので、今日は九州地方の砂鉄を混入した玉鋼と合わせての鍛錬。
 昨夜の大雨で日中は涼しく、夕方5時30分迄鍛錬は続く。やっと梅雨空になり曇り空、気温は低いが蒸し暑く扇風機3台とスポットクーラーを使いながらの一人仕事。
 今日は少し疲れた様で食欲も無く、お茶漬けで流し込む。
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見学会の一日

 朝5時より包丁焼入れ。6時より鍛錬を開始して昼迄続く。
 丁度平田君がアルバイトが休みなので、刀用の砂鉄をブレンドしてたたら製鉄をし、午後1時解体をして見学者に見せる。
 その後、展示場で日本産砂鉄の製法と製作工程の説明。私が横座に入り平田君が向槌。イタリア等から外人3名と日本人6名。希望者は向槌を打ち、記念撮影。外國人には、とても喜んで頂き、楽しい1日が夕方迄続く。
 外人見学の場合は殆どが日本人女性と結婚して、日本に里帰りの時、日本の伝統技術を見学に来る。私の刀と短刀を見て頂く。
 最近は日曜鍛冶の弟子も出席が悪く、刀も包丁も製作が止まっている。弟子も去る者は去ったが、平田君は住み込みでアルバイトを続けながらも、刀工を続けているので、土曜日午後からの見学会には協力をしてくれるので助かる。

準備

 朝5時より中心仕立て。展示場の掃除等をして、見学、来客に備える。
 7年前に販売した包丁が研ぎ直しに届き、研ぎ直して送る。
 午後は炭切をして、明日の折り返し鍛錬用と包丁の焼入れ用意をして、午後3時今日の仕事を終る。
 入梅以来、1日雨が降っただけで連日長船町は暑い。

銘切

 下研ぎに出していた短刀が出来たので、中心仕立てと銘切を済まし、再び研師宅にはばきと白鞘の工作を依頼。
 明日からは刀の鍛錬を再開予定。一人三役をこなさなければならず忙しいが、親方が苦労をしている時に、弟子の平田君が時折手助けをしてくれるので、何とか伝習所は維持されている。

テレビ放映日

 入梅以来半月ぶりに昨夜から雨が降るので、昼過ぎ迄たたら製鉄をして包丁用地金を造る。
 夕方にはOHKテレビで「残したい瀬戸内遺産 備前長船の日本刀 受け継がれる歴史と技」と題して岡山県、香川県向けに伝習所が紹介されるので、午後2時本日の作業を終える。

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